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2010年12月17日

全国でも数少ない取り扱い歯科医院

全国でも数少ない取り扱い歯科医院以前、ミラクルデンチャーを作るために、栃木から来院された患者さんがいらしゃいました。当時、この入れ歯を扱っている歯科医院がとても少なく、当院は数少ない取り扱い歯科医院の一つだったのです。快適な入れ歯を使いたいという想いで遠路はるばる来られたのですから、私も良い入れ歯を作ろうと必死になって取り組んだことを覚えています。

患者さんにとっては快適なミラクルデンチャーですが、実は、歯科医にとっては調整がとても難しい歯科医泣かせの入れ歯です。初めて作ったときは悪戦苦闘してしまい、調整に30分もかかりましたが、装着後はビクリともせず、ミラクルデンチャーの凄さに驚いてしまいました。

あまりの難しさに途中で挫折してしまう先生もいらっしゃいます。私もミラクルデンチャーが夢にまで出てくるほどでした。それでも試行錯誤を繰り返していくうちに、いろいろなことが分かってきて、入れ歯に対するイメージがポジティブに変わっていきました。

今では保険適用の入れ歯もどのようにすれば快適にできるかが以前より分かってきましたので、できるだけ患者さんの口に中に入れた時に限界は有りますが不快感が出ない入れ歯を作りたいと思っています。

ところで入れ歯は作ったらそれで終わりではありません。口の中に入れたときからが始まりです。特にミラクルデンチャーはメンテナンスが欠かせません。長期間安定した状態でお使いいただくためにも、定期メンテナンスをおすすめしています。

ミラクルデンチャーで入れ歯の悩みを解決

ミラクルデンチャーで入れ歯の悩みを解決ミラクルデンチャーは大阪の中川瑛雄ドクターが開発した、特許申請済みの画期的な部分入れ歯です。この開発により、今まで抱えていた部分入れ歯の悩みの多くを解決できるようになりました。

現在ミラクルデンチャーが扱えるのは、中川ドクターの元、講習会で技術研修を受けた歯科医師だけ。全国で80ヶ所以上の歯科医院が参加していますが、今後もさらに拡大していくと思われます。

当院の院長は、全国でもいち早くミラクルデンチャーの技術を習得し、なんと会員ナンバー15番。いかに早かったかがお分かりいただけると思います。

ミラクルデンチャーの特長

ミラクルデンチャー
金属床を使った比較的目立たない部分入れ歯で、残っている歯が少なくても作ることができます。従来の入れ歯のように、上顎部の口蓋(大きな床の部分)に義歯床がなく、食べ物の本来の味覚や冷たさ・温かさが感じられ、言葉も明瞭になります。また慣れて噛み合せがしっかりしてくると、お煎餅や漬物、するめ等の堅いものから、こんにゃくやイカ、タコなどの柔らかい食べ物までしっかり噛むことができます。

装着したとき金具が比較的目立たず、それでいてしっかりと安定し、装着中のガタつきが少なく、外れにくい。装着や取り外しに多少慣れが必要ですがコンパクトで薄く、使用していることを忘れるほどのフィット感があります。画期的な入れ歯です。

ミラクルデンチャーはこんな方におすすめ

ミラクルデンチャーはこんな方におすすめミラクルデンチャーは、部分入れ歯が必要な方であればほとんどの方でお使いいただけます。特に、今お使いの入れ歯で違和感や痛み感じている方、インプラントができない方などがお使いになると、その快適さに驚かれると思います。

当院でも使用中の入れ歯をミラクルデンチャーに作り変えた患者さんがたくさんいらっしゃいます。装着後の表情を拝見すると、みなさんとても明るく自然な顔立ちに変わり、話す言葉も明瞭になっていました。
患者さんから「ミラクルデンチャーを入れている方がほっとする」「義歯床の下に食べ物が入りづらく快適」とうれしいお言葉をいただいています。

<ミラクルデンチャーに適している方>
・使用中の入れ歯では食べ物などが噛めずに困っている
・入れ歯が重かったり、ゆがんでいたりするため、違和感がある
・入れ歯を支えている歯に負担がかかり、痛みを感じている
・がたつきがあり、外れやすく、喋りにくい
・何回も作り変えているが、満足できる入れ歯と出会っていない
・インプラント手術に適さないため、入れ歯しか方法がない

もう一つのミラクル、ミラクルフィット

ミラクルフィット
ミラクルデンチャーの設計思想に従いノンクラスプデンチャーの特徴を生かした、金属を使わない目立たない入れ歯です。装着時、歯を包み込むようにして歯と入れ歯の一体感を作り出し、残っている歯にあまり負担をかけません。さらに樹脂製ですので軽くて、24時間装着していても違和感が少なく、金属フリーですので、金属アレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。

2010年12月16日

スタッフ紹介

スタッフ紹介


歯科衛生士の二階堂と傍士です。
皆さまが快適に診療を受けられますよう、サポートさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、どうぞご相談ください。

2010年12月 8日

治療のヒントを得るために感度を高める

治療のヒントを得るために感度を高める

こんにちは。石川歯科クリニック・院長の石川正明です。
当院は平成元年に杉並区・高円寺に開院して以来、地元のみなさまとともに歯科医療に取り組んでまいりました。

私は今できる精いっぱいの治療を心がけ、最善の努力をしています。しかし、歯科医療は日進月歩より完成度の高い治療が行えるよう、常にアンテナを張り巡らせています。
基本的には既存の診断、治療技術の向上が一番ですが、たとえば歯科医向けの雑誌や学会誌。この中には、治療前後の写真や治療過程、方針等の、治療内容が掲載されています。それを見ていると「この方法だった、あの患者さんに応用できるな」というヒントがたくさん隠されているんですね。

そういえば、リラックスしているときや寝ているときに、患者さんが話していた事がきっかけで治療のアイディアがパっと浮かぶことがあるんですよ(笑)

治療をしているとき、何か引っかかって先に進まないことがあります。そんなときは、気になることを少しだけ頭の片隅に残して、あとは意識しないようにしているんです。

そうすると、夜中に目が覚めて「この人に、こういう治療をすれば良いんじゃないか」というヒントが浮かんでくる事があります。きっと必要に迫られて浮かんでくるんでしょうね。
今自分にある技術と知識、そして新しく得たもの。これらを最大限に活かした治療ができれば最高ですよね!

工学部志望から一転して歯学部に

工学部志望から一転して歯学部に私はサラリーマンの家庭で育ちましたが、父は電気メーカーに勤めていたので、もともとは歯科に縁がありませんでした(叔父、叔母は内科医)。その私が、ある日突然歯学部受験を思いたったのですから不思議ですよね。

あれは高校3年生の夏休みでした。一人で電車に乗っていたとき、ある広告を目にしたんです。それは歯科大学の宣伝で、私にはすごく印象的で、それを見た瞬間、「歯科大学も良いかな?」って思ったんです。

当時は物理が好きだったので工学部を受験しようと思っていましたので、本当はすごく軽い気持ちだったんですよ(笑)

家に戻ると母に、「歯科大学ってどう思う?」

すると驚いたことに母は大賛成なんですよ。

今でも時々工学部に行っていたら、と思うこともありますけど歯学部での勉強は興味深く大学での勉強が大変だとはあまり思いませんでした。

卒業後は矯正科に4年間お世話になり矯正を教わりました。矯正科での勉強は歯を動かす技術も大切ですが成長、咬合、機能的要因など様々な事を教えて頂き今の自分の基礎になっていると思います。ここでの経験が歯科の総合的な治療をする上でとても役に立っています。

趣味のパソコンで歯のイラストも作りました

私は一つのことに興味を持つと、結構はまってしまうタイプです。
そのひとつにコンピュータがあります。私のパソコン歴は長く、その始まりは大学時代まで遡ります。当時、親父に買ってもらったコンピュータで雑誌を見ながらプログラムを組み、一人で楽しんでいました。

今でこそWindows Vista やWindows7のようなマルチメディア・コンユーティングがあたり前ですが、当時はWindowsが登場する前のMS―DOSの時代。パーソナル・コンピューターの創世記です。当時マウスなんか有りませんでしたので全てキーボード入力です。
CD-ROMやDVD-ROMがなかったので、磁気媒体にデータを保存していました。フロッピー・ディスクが使えるようになったときは、世界が広がったように感じてすごく嬉しかったですね。

ちなみに掲載している"歯"のイラストも、フォトショップを使い私自身で制作したものです。

大学時代はスキーにも熱中していました。社会人になってからは少し遠ざかっていましたが、オリンピックで里谷多英さんの競技を見てから、またスキーをやってみたくなり、今は二人の息子と一緒に、無理しない程度に楽しんでいます。

趣味のパソコンで歯のイラストも作りました医療法人社団笹乃会 石川歯科クリニック
理事長 / 院長 石川 正明 (いしかわ まさあき)

【経歴】
1984年 鶴見大学卒業
同年 鶴見大学付属病院矯正科入局
1989年 石川歯科クリニック開設

2010年12月 2日

睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病を招く

「がー・・・」「ごー・・・」
夜中に聞こえてくる大きな"いびき"。当の本人は気がつきませんが、一緒に寝ている人にとっては安眠を妨害され、とても迷惑に感じます。

いびきは"大きな音"がするだけでなく、睡眠中に呼吸が停止する睡眠時無呼吸症候群や重度の合併症を引き起こす危険性さえあります。

この睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に10秒以上の無呼吸状態を、1晩で5回以上繰り返す病気で、いびきの原因の一つにあげられています。頻繁に続くと熟睡できず、目覚めたときの頭痛や日中の眠気などを感じることがあります。

さらに高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を合併していることもあり、一歩間違えば、生命に影響を及ぼすことさえあります。早期の専門医師による受診、検査をおすすめします。

口腔内装置
睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療は、医科との連携が原則で歯科においての治療は口腔内装置を装着し、呼吸を阻害する要因を排除する事を行います。

この口腔内装置には2タイプあり、
一つは比較的シンプルな構造の一体型で保険が適用できます。
もう一方が分離型で効果は高いとされていますが自費(157,500円)扱いです。
当医院では分離型の場合、ソムノデントと言う装置を使用しています。

歯ぎしりが顎関節症の原因になる

夜、寝ているときに聞こえてくる音で、もう一つ気になるのが"歯ぎしり"です。
一般的に歯ぎしりというと、歯がこすれる「キリキリ」という音だけと思われがちですが、グライディング・クレンチング・タッピングといったタイプがあります。

歯ぎしりが長い間続くと、歯がすり減るため噛み合せが狂ったり、あごの関節に負担がかかったりし、顎関節症を引き起こすことがあります。

歯ぎしりが気になる方は、できるだけ早目めの治療をおすすめします。

<歯ぎしりの種類>
・グライディング → 一般的な歯ぎしりでキリキリ音がする
・クレンチング  → 歯を強くかみ締めたり喰いしばったりする(音はしない)
・タッピング   → 歯を素早くカチカチ鳴らす

口腔内装置で歯やあごの負担を軽減する

マウスガード
マウスガード
スポーツをするとき、歯を噛みしめたときにかかる奥歯の負担を、できるだけ軽くするために装着する装置です。自費となりますが形態により費用が異なります。


ナイトガード
ナイトガード
夜、寝ている間に装着するマウスピースです。
歯ぎしりは夜眠っている間、いわば"無意識"の状態のときに起きます。しかし意識的にコントロールすることが難しく、歯やあごの関節にも大きな負担がかかってしまいます。ナイトガードを装着することで強い歯ぎしりで歯が欠けたり、あごの関節に強い力が加わったりしないように防いでくれます。費用は保険が適用できます。

正しい噛み合せが顎関節症を予防する

正しい噛み合せが顎関節症を予防する

「口を大きく開けようとするとあごの関節がこわ張って開かない」「口を開閉するときにカクカク音がする」

このような症状は、あごに関するトラブルでよく聞く悩みです。これは"顎関節症"といって、あごの関節に起こる障害です。

その症状には、あごの関節や筋肉が痛む、食べ物を上手く噛みくだくことができない、あごが痛いなど。重症になると口を開けるだけで痛むので、患者さんにとってはかなり辛い状態といえます。

原因には噛み合わせによるものと、姿勢・生活習慣・外傷・歯ぎしり・食いしばりなどによるものとがあります。しかし必ずしも一つの原因とは限らず、いくつかの要因が複合したものなど、一概には断定できません。

たとえば噛み合わせが悪いために姿勢が悪くなり、局部的な痛みやだるさ、開閉などの運動障害を引き起こすこともあります。また、この逆もあり"全身と歯の噛み合せ"は密接に関わっているのです。

噛み合せが原因の場合は、矯正治療や補綴処置(被せものや義歯等)で改善しますが、それ以外の場合は専門医での治療が必要となることもあります。当医院では専門医の紹介も含め、ご相談に応じていますので、あごの状態でお悩みの方は、一度ご相談ください。

<顎関節症の症状>
顎関節症
・あごの開閉時におこるカクカク音(クリック音)
・あごの運動障害(咀嚼がスムーズに出来ない)
・咀嚼時にあごの痛みを伴う
・あごがだるい
・あごが痛い
・口が大きく開けられない
・噛み合せたときに違和感がある
・頭痛・肩こりなど全身の痛み
・耳鳴り・めまい・難聴
・歯の痛み
など。

歯周病を知ることが歯周病治療の第一歩

歯周病を知ることが歯周病治療の第一歩

歯周病は歯の周りを支えている組織が少しずつ破壊されていく病気です。虫歯のように強い痛みを伴うことは少なく、じわじわと進行していきます。そのため気がついたときにはかなり進行していて、手遅れの状態になっていることもあります。

原因の一つは歯周病菌です。歯周病菌が歯と歯肉の間にある歯周ポケットの中に侵入し、歯石や歯垢(プラークが)溜まると、歯肉の腫れや炎症を引き起こし、徐々に歯の骨を溶かしていきます。(またもう一つの要因として咬合性外傷があります。)そして最後には歯が抜け落ちてしまうのです。歯周病が恐ろしいといわれる理由はここにあります。

治療を始める前に、最初に「歯周病とはどんな病気なのか」を知っていただき、ご自身の歯の状態を認識していただきます。その後、治療に入ります。まずお口の中の衛生状態を改善した後、歯周組織の状態や生活環境等を考慮して進めて行きます。

当院では麻酔を使い徹底した歯のクリーニング、状況によっては内服薬を使い、歯周病菌を根絶します。また噛み合わせに問題が有れば同時に治療していきます。

歯周病は放置しておくと歯だけではなく、心内膜炎、敗血症など全身に深刻な影響を与えることが判ってきています。歯周病の予防と治療後の再発防止のためにも、定期的健診を忘れずに受けることをおすすめします。

内服薬を使って歯周病を治療する

内服薬を使って歯周病を治療する歯周病の新しい治療方法として、『歯周内科』が注目されています。

従来の歯周病治療では、感染源となる歯周病菌を取り除き、口腔内のプラークコントロールが中心でした。

しかし100%歯周病菌を取り除くことは難しく、その後の再発といった問題もあります。そこで内科のように薬を服用し、体内から歯周病菌を殺してしまおうというのが歯周内科です。

この治療は歯科医の処方に従い薬をきちんと服用することで、歯肉の腫れや炎症を鎮めてくれます。従来の治療では抜歯するしかなかった重症例でも、歯を保存できるケースが増えてきました。

とはいえ、薬だけに頼っているわけではありません。歯周内科はあくまでも従来の治療効果を高めるための手段にすぎません。

当院では従来の歯周病治療と内服薬、そして口腔内を殺菌する洗浄剤を併用することで、優れた治療効果をあげて来ています。

歯周病の進行と治療方法

軽度歯周病
軽度歯周病
歯と歯肉の間の歯周ポケットに歯石やプラーク(歯垢)がたまり、細菌の繁殖により歯肉に炎症が起き、歯肉の腫れや出血などを伴います。この段階であればブラッシングや数回の歯のクリーニングで回復できます。


中等度歯周病
中等度歯周病
口臭や出血がひどく、歯石の付着が目立ち、歯肉に炎症を起こしているのが確認できます。徐々に骨が後退しはじめ、歯周ポケットが深くなり、歯もぐらついてきます。この段階での治療は、歯の表面に沿って歯肉溝の奥に付着した歯石を取っていきます。


重度歯周病
重度歯周病
状態は悪化し、歯肉は化膿して真っ赤に腫れています。骨の破壊と歯肉の後退がみられ、歯が大きくぐらつきます。一般の歯周病治療では治療困難な場合は歯周外科での対応になります。それでも治療が不可能な場合は抜歯となります。

患者さんの顔に合った矯正治療を目指しています

患者さんの顔に合った矯正治療を目指しています

矯正治療を考えるとき、一番心配するのは「歯を抜くのか抜かないのか」という問題かと思います。最近では非抜歯矯正も増えてきましたので、患者さんも慎重になっています。

しかし、あまり「抜く・抜かない」にこだわりすぎては、患者さんにとって適切な矯正治療が行えないことがあります。
もちろん、私もできる限り歯を抜かない矯正を心がけています。

折りにふれ、矯正治療の本来の目的に立ち返るのですが、いつも思うことは「患者さんの顔に合った噛み合わせを作ることで、良い治療結果が生まれるのでは?」ということです。
歯を抜かなかったために顔の輪郭が不自然になり印象が悪くなってしまっては、いくら歯ならびがきれいになっても、よい治療とはいえません。

そう考えると、患者さんの顔に合った矯正治療を行うには、どうしても歯を抜かなければならないときもあります。もちろん患者さんに説明した上で、判断していただきます。

当院が目標としているのは患者さんに合った歯並び・噛み合せです。常に矯正知識を深め、技術レベルを磨きながら、よりよい矯正治療を目指しています。

治療期間は早くて2年・通院は1か月に1度

治療期間は早くて2年・通院は1か月に1度「スピード矯正はできますか?」「できるだけ早く終わらせたいんです」

このように、早く矯正治療を終えたいという声をよくお聞きします。

しかし、歯を動かすには適切な時間と期間が必要です。そのため、スピード矯正のような早すぎる矯正治療はかえって歯に負担を与えてしまうので、あまりおすすめしていません。

当院での治療期間は若い方で2年、年配の方や複雑な症例の場合3年を目標にしています。その間は、1か月に一度通院していただき、ワイヤーなどの調整を行っていきます。

歯の動き方や通院ペースにより、若干の差はありますが、早い人で2年以内に矯正装置を外せる場合もあります。その後は、リテーナー(保定装置)を使い、歯をしっかり固定させ(保定期間)、約1年程度で治療が終わります。

強い痛みには鎮痛剤で緩和する

強い痛みには鎮痛剤で緩和する 矯正治療時の痛みについての訴えを聞くことがあります。

一般的にいえることですが、歯はゆっくりと動かしていった方が痛みは軽く、あまり急激に動かしてしまうと痛みは強くなります
しかし歯を動かすためには、ある程度の"適切な力"が必要です。つまり、ワイヤーの力が弱過ぎても強すぎても動かないのです。そのため患者さんが感じる痛みの強弱こそあれ、どうしても痛みは避けられないのです。

最近では装置の改良で痛みを訴える患者さんは減っています。しかし、中には「痛くてスープしか飲めない」という方もいらっしゃいます。そのような方でも、2~3日で治まりますので安心してください。
それでも「どうしても痛みが気になる」という方には、治療後に鎮痛剤をお出ししています

痛みに敏感な方は遠慮なくおっしゃってください。

目立たない矯正装置

当院では目立たない矯正装置を使っています。種類も豊富でセラミック・ブラケットからマウスピース矯正まで用意しており、患者さんのご要望に合わせてお選びいただけます。

どの矯正装置を選ぶかは、それぞれの装置のメリット・デメリットなどを正しくお伝えした上で、最終的に患者さんのご判断にお任せすることを基本としています。

ただし、歯の状態や判断に迷われている場合は、こちらから適切な治療方法をおすすめする場合もあります。

マウスピース矯正
マウスピース矯正
マウスピースを応用した装置で透明か半透明で、「アソアライナー」・「ESSIX」・「インビザライン」等があります。患者さんの歯の状態によっては、クリアブラケットと併用し、ブラケット装着期間を短くすることもできます。

当院では自院でアライナーを製作していますので、歯の形に合わせた細かな調整ができ、より矯正効果の高い装置を提供しています。

クリアブラケット、ホワイトワイヤー
クリアブラケット、ホワイトワイヤー
当医院では前歯部の矯正装置には「クリアブラケット」を使用しています。透明ですのであまり目立ちません。またご希望により前歯以外にもクリアブラケットやホワイトワイヤーを使用することもできますので、見た目を気にされる方はご相談ください。

治療の流れ

初診相談
患者さんの症状と治療の概要についてご説明いたします。
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検査
レントゲン撮影をし、口の中や顔の写真撮影、歯型・噛み合わせの検査、虫歯・歯周疾患・顎関節の検査を行います。その後、模型などを使って今後の治療方法などの概要を説明いたします。
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診断
検査結果をもとに必要な治療を説明します。患者さん自身で治療方法を選択・決定していただき、それをもとに治療計画を立てます。
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矯正開始
矯正装置を取り付け、3~4週間に一度、調整を行います。治療期間は約2~3年が目安です。
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保定期間
保定装置(リテーナー)を装着し、歯を固定させます。

症例

出っ歯 (上顎前突/じょうがくぜんとつ)
出っ歯
「出っ歯」ともいわれ、前歯が飛び出している状態です。


受け口 (反対咬合、下顎前突/はんたいこうごう、かがくぜんとつ)
受け口
下の歯が前歯より手前に出ている状態で、上下の歯の噛み合せが逆になっています。


歯が噛み合わない (開咬/かいこう)
口を閉じたときに完全に歯が咬み合わず、半開きの状態になってしまいます。


歯並びがデコボコ (叢生/そうせい)
歯並びがデコボコ
八重歯などデコボコになり歯列に収まっていない状態です。


噛み合せが深い(過蓋咬合/かがいこうごう)
噛み合せたときに下の歯が隠れてしまうほど噛み合せが深い状態です。

2010年12月 1日

上手にほめれば歯医者さん好きに変わる

上手にほめれば歯医者さん好きに変わる

「歯医者さんの消毒の臭いがイヤ!」
「歯を削るときのキーンという音が怖いし、削られると痛くていや」

こんな理由から、歯医者さんが嫌いになるお子さんが多いようです。
大人でも同じようなイメージを持っている方がいらっしゃるのですから、無理もないと思います。

当院では、小さなお子さんを治療するときは、いきなり歯を削ったり麻酔注射を打ったりはしません。

初めての診察では、きっと心臓がドキドキして、怖い思いをしていることでしょう。そんなお子さんには、「こんにちは。今日はよく歯医者さんに来たね!」といってほめてあげます。すると次回もニコニコしてやってきて、大人しく治療を受けていきます。

そしてコミュニケーションを取りながら、お子さんが歯医者さんに慣れてきたころに、治療を始めていきます。

早目に歯医者さんに行けば、歯を削らずに済むし、痛くもありません。"歯医者さんは楽しい場所"。そんな風に変わっていって欲しいと思います。当医院のスタッフは子供が大好きです。

麻酔注射で痛みのない治療

麻酔注射で痛みのない治療小さなお子さんは大人に比べ痛みに対して敏感です。ちょっとした痛みでも、恐怖心を感じてしまうことがありますので、できるだけ痛みを与えないよう心がけています。

当院ではお子さんには麻酔注射を使い、痛くない治療を行っています。さらに表面麻酔を施しますので、針をさすときのチクっとした痛みがありませんし、できるだけゆっくり麻酔液を注入していきますので、注射時の不快感などもありません。

痛みに敏感なお子さんでも嫌がることがありませんのでご安心ください。

ラバーダムを使った安全な治療

ラバーダムを使った安全な治療
歯を削ったあとのお口の中は細菌でいっぱいです。ところが小さなお子さんは、お口の中に薬や唾液が残っていると誤って飲み込んでしまう可能性があります。このようなトラブルを防ぐためには、治療中の安全管理が欠かせません。

当院ではお子さんの治療時にも「ラバーダム」を使い、安全で清潔な治療を行っています。

ラバーダムとはゴム製のシートで、治療時に歯に装着し、患部に汚れや細菌が侵入しないよう保護してくれるものです。さらに使用する薬剤から粘膜を保護し、治療器具や細菌などの誤嚥・誤飲防止にも役立っています。

お子さんの治療を安全・確実に行うための配慮は充分にさせて頂きます。どうぞご安心ください。

正しい歯ブラシの持ち方から指導します

男の子
虫歯予防の基本は歯ブラシです。でも、ちいさなお子さんの中には、正しい歯ブラシの当て方がわからず、上手に歯磨きができていないことがあります。

そこで、当院では歯磨きの使い方の前に、正しい歯ブラシの持ち方からお教えします。年齢によっては根気が必要かもしれませんが、正しい持ち方を身につけていけば、きちんと歯ブラシが使えるようになります。

最初は遊び感覚で結構です。上手にもてるようになったら、「よくできたね!」とほめてあげるだけで、お子さんは大喜びになり、歯ブラシを持つことが楽しみに変わっていきます。

そして徐々に歯ブラシの動かし方を教えていけば、おうちに帰っても、歯ブラシタイムが楽しみに変わっていくと思います。

よい治療結果が患者さんとの信頼関係を築く

よい治療結果が患者さんとの信頼関係を築く

私は日ごろから、患者さんとよく話をし、できるだけコミュニケーションを取るように心掛けています。そのため、診察中には患者さんに話しかけ、よく質問します。

「ここを治すには、AとBの治療方法がありますが、どうされますか?」

すると患者さんは自分自身できちんと考え、治療方法を選択します。

そこまで患者さんに聞かなくても......。そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、もし私が患者さんの立場だったら、どう思うでしょうか? 一方的に治療方法を押しつけられたくはありません。それぞれのメリット・デメリットを伺った上で、自分自身で判断したいと思います。そうすることで、納得のいく治療が受けられるのでは?と思うからです。

ときには想定外の治療方法を選ぶ患者さんもいらっしゃいます。しかし、それはあくまでもご自身で判断したこと。私の勝手な思い込みで反対意見を唱える必要はありません。患者さんの意見を尊重し、最善を尽くせば良いと思います。

大切なことは、そのときできる精いっぱいの治療を行うこと。それには患者さんとの信頼やコミュニケーションが不可欠であり、治療結果を上げることでそれらが生まれてきます。患者さんとの素晴らしいコミュニケーションが築けるよう、最善を尽くした治療を心がけています。

歯科治療のポイントは「快適に過ごせる歯」

快適に過ごせる歯患者さんの中には、抜歯や坺髄(神経を抜くこと)をとても気にされる方がいらっしゃいます。最近の歯科治療でも、できるだけ神経や歯を残す治療が増えてきましたので、心配されるのも、ごもっともだと思います。

当院でもできるだけ歯を残す治療を心がけています。しかし「歯を抜く・抜かない」、「神経を取る・取らない」という前に、もっと大切なことがあります。

それは、「歯を治療した後、患者さんがよりよい生活が送れるかどうか」ということに尽きると思います。

たとえば、硬いお煎餅や漬け物をバリバリと食べられる、冷たい物を飲食しても歯にしみない、食事をしたときに痛みや違和感、冷たさなどの刺激を感じない......、つまり、快適な食生活ができるかどうかということです。

そのためには、歯や神経を残しておくことで、後のち重大な痛みを引き起こす可能性がある場合には坺歯や抜髄もやむを得ません。

中には「どうしても残して欲しい」という方もいらっしゃいます。そんなときは残しておくことのリスクをきちんと説明した上で、患者さんに治療方法を選択していただきます。

5年、10年後、患者さんが快適に過ごせるよう、今できる精いっぱいの治療を心がけています。

可能性を広げるために最善を尽くします

可能性を広げるために最善を尽くします根管治療の80~90%は、既存の治療方法できちんと治すことが可能です。当院では基本的な根管治療を行っていますが、それでも10~20%の症例に関しては、症状が改善できないこともあります。そのような場合に限り、レーザー治療を併用しています。

ところが症例によってはレーザーを含め、あらゆる治療を行っても症状が改善できないことがあります。患者さんの中には、ほかに治療方法はないのかと質問される方もいらっしゃいます。

最善を尽くしても症状が軽減しない......。もしかしたら何か見落としがあったのかもしれません。

当院ではあらゆる可能性を見出すために、大学病院などで診察してもらうようにお話しています。ほかの先生が診察したら治るきっかけが出てくるかもしれません。あるいは治療方法を変えれば治るかもしれません。そのためにも、ほかの先生に委ねることも必要です。

患者さんの大切な歯を守るために、あらゆる可能性を広げていきたいと考えています。

むし歯の段階

カリエス
カリエス
むし歯が神経に達していない状態。軽度のものであれば殆ど痛みは感じません。しかし進行するに従い水が染みたり違和感を覚えたりするようになります。


治療方法
虫歯になってしまった部分を取り除きます。大きなむし歯の場合は、歯全体に被せ物をします。削った後が小さいときは、部分的に被せるか、詰め物を入れます。

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歯髄炎
歯髄炎
神経に達している状態で、熱い物・冷たい物を食べたときに痛みを感じ、進行すると夜眠れないほどの激痛が起きることもあります。


治療方法
歯の神経を取り除き(抜髄)、神経の通っていた部分に薬を詰めた後、歯全体に人工歯を被せます。

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歯根膜炎
カ歯根膜炎
既に歯の中が感染している状態。熱い冷たいにはあまり反応せず、咬むと痛く、鈍い痛みを伴います。


治療方法
歯の中をきれいに掃除して(菌を取り除き)、神経の通っていた部分に薬を詰め、歯全体に人工歯を被せます。

当院には5つのモットーがあります

当院には5つのモットーがあります

1. 患者さまとのコミュニケーションを大切にします
2. お話をし易い会話を心がけています
3. あらゆる治療技術を駆使し最適、最善を尽くします
4. 治療後のメインテナンスを定期的に実施しています
5. 安心して末永く来院して頂ける医院を目指しています

常にこのモットーを考えながら、患者さんにとって本当に必要な治療を行っています。

総合的な治療を目指しています

総合的な治療を目指していますよく患者さんから「先生の得意分野は何ですか?」と聞かれることがあります。そんなときは、いつもこうお答えしています。

「得意分野は全部の治療ですよ」

こういうとちょっと生意気に聞こえますが、お口の中のトラブルは、むし歯や歯周病、あるいは噛み合せなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。これらを総合的に治していくことで、健康な歯が保てます。

当院では一般的なむし歯治療もしますし、歯周病も治します。もちろん咬み合や歯ならびを治す矯正治療も行うし、インプラント治療も選択肢のひとつです。

そのときの患者さんの状態を見ながら、必要な治療をすべて行っているのです。ですから、気がついてみたらトータル治療になっているんですね。

とはいうものの、私は口腔外科の専門医ではありません。外科手術などの治療が必要な場合は、各エキスパートに治療を託します。

今、自分にできる最大限の力を発揮しながら、患者さんが満足できる治療を心がけています。

コミュニケーションを第一に心がけています

コミュニケーションを第一に心がけています当院では患者さんとの「コミュニケーション」を大切にしています。それは、安心して治療を受けていただきたいからです。

院長はとにかく、よく患者さんに話しかけています。歯の状態から始まり、治療方法まで、いろいろとをお話しながら患者さんの要望を受け入れていきます。

忙しい時間をぬって治療に来られる方とはゆっくりお話するチャンスがありません。そんなときは、どこかで時間を取っていただき、経過報告と今後の治療について相談しています。

じっくり話す。そしてよい治療結果を出す。それが最高のコミュニケーションだと考えます。

治療には最善をつくす

治療には最善をつくす私の治療モットーは、「治療目標に対し納得できるまで治療させてもらう。そして、どんな治療でも最善を尽くすこと」です。

歯科治療はとかく期間が長くなりがちですが、明確な目標を設定し、それに向けて最善の治療を行っています。

とはいえ、患者さんの予約がぎっしり詰まっていると、つい時間を気にしてしまうことがありますが、そんなときでも手は抜きたくありません。決して無理をせず、そのとき出来る精いっぱいの治療をします。

治療時間も1回の時間に何分という明確な規定はありません。その時に必要な治療は、その場で行いますので、15分で終わることもありますし、30分かかる場合もあります。

もちろん、忙しい患者さんにとっては短時間治療も大切ですので、効率のよさも考慮しています。
納得のいく丁寧な治療で、一人でも多くの患者さんに噛める喜びを取り戻していただきたいと思っています。

目的に合った治療方法を提案します

目的に合った治療方法を提案します歯科治療には矯正治療や審美治療などいくつかのメニューがあります。多くの患者さんは、そのメニューの中から治療方法を選んでいると思います。

メニューから治療方法を選ぶのも一つの方法ですが、矯正治療やラミネートベニアといった治療方法は、あくまでも噛み合せや見た目などを治すための手段にすぎません。手段を先に考える前に、なぜその治療が必要なのか、どうありたいのか考える方が先決ではないのでしょうか?

まず大切なことは、患者さんの歯やあごの状態、口腔内の環境、骨格、顔の形などを総合的に判断した上で、その人にあった治療を行うことです。

たとえば正中離開を考えた時、前歯2本の間に空いている隙間を矯正治療で治すことがあります。これはこれで、正しい治療方法です。しかし、ほかの歯列がきれいに揃っているときには、ミネートベニアを使って治す方法もあります。

このように、治療目的を明確にすることで、治療方法も変わってきます。当院では、固定概念にとらわれず、その人にあった最適な治療方法をご提案しています。


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